米10年債利回り

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昨晩の米債券市場で、米10年債利回りは一時5.13%まで上昇。2007年7月中旬以来、約19年ぶり高水準を付けております。米景気の底堅さを示す内容となった米経済指標や原油価格の高止まりを受けて、FRBによる追加利上げ観測が高まる中、債券売りが拡がった模様。同日の5年債入札で需給懸念が強まったことも嫌気されたようです。

◆FRB高官の発言

・FRBのボウマン副議長は9月18日に、2023年春に経営破綻したシリコンバレー銀行に関する暫定的な検証結果を公表。検証結果によると、国債の含み損拡大など複数の脆弱性が重なったことが要因だと指摘。監督当局が経営リスクの低減を促さなかったことや、意思決定に関する透明性の欠如も破綻の引き金になったとしております。調査はボウマン氏が主導し、外部機関が実施。同氏はシリコンバレー銀の破綻は単一行の経営問題にとどまらず、他行にも波及したことに言及し、「将来繰り返すことを回避するための教訓だ」と意義を強調しました。

・FRBのバー理事は9月23日に、FRBが9月のFOMCで利上げを決めたこと​について、インフレ抑制に向けて金利を「‌再調整」する重要な一歩を踏み出したと評価。その上で、さらなる利上げが必要になる公算が大きい​と述べております。

・NY連銀のウィリアムズ総裁は9月24日に、FRBがインフレ引き下げに向けて、年末までに再び利上げを行う可能性を考えるのは妥当だと述べました。

・カンザスシティー連銀のシュミッド総裁は9月18日に、9月のFOMCで利上げ決定を支持したことを明らかにしました。その上で、インフレを巡り「FRBはやるべき仕事があり、決定はそうした方向に対するステップだ」と指摘しました。

・シカゴ連銀のグールズビー総裁は9月21日に、総需要が過熱せずに物価鈍化の取り組みが進展した場合、「インフレ率2%目標の軌道に再び戻ることができると楽観的だ」と述べております。

 

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