四半期別 米GDP

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米商務省が10月27日に発表した2022年7-9月期米実質GDP(国内総生産)速報値は、季節調整済み年率換算で前期比2.6%増となりました。個人消費や輸出が堅調で、市場予想(2.4%増)を上回るなど、3期ぶりにプラス成長となっております。

GDPの約7割を占める個人消費は1.4%増と、前期(2.0%増)から鈍化。設備投資は3.7%増と、前期(0.1%増)から拡大しております。輸出も14.4%増(前期は13.8%増)に拡大。

一方、FRBによる急速な利上げに伴う住宅ローン金利の大幅上昇が響き、住宅投資は26.4%減(前期は17.8%減)に一段と落ち込んでおります。

 

Fedウォッチ(2022年11月)

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なお、CMEが公表している「Fedウォッチ」(10月27日時点)によると、11月のFOMCでFRBが0.75%の利上げを行うと86.3%が予測しており、先週末(10月21日、95.0%)から低下。0.50%の利上げを行うとの見方は13.7%で、先週末時点(5.0%)から上昇しております。

また、12月時点のFF金利について、4.25%-4.50%と予測する向きは60.0%で最多(先週末時点は51.8%)となっております。4.50%-4.75%と予測する向きは31.0%(先週末時点は45.6%)まで低下しており、11月会合で0.75%の利上げを行い、12月会合では0.50%の利上げに留めるとの見方が多くなって来ております。

 

Fedウォッチ(2022年12月)

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