英国の新車販売台数
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英政府は4月7日に、2030年にガソリン車などの新車販売を禁止する方針を緩和し、ハイブリッド車(HV)については販売を2035年まで認めると発表しました。電気自動車(EV)など温室効果ガスを出さないゼロエミッション車(ZEV)に全て切り替わるまでの準備期間を設けることで、英自動車産業を支える考え。
英政府は、ガソリン車やディーゼル車については、2030年までに新車販売を段階的に減らす方針を維持した一方、HVやプラグインハイブリッド車(PHV)などは2035年まで販売が可能となります。また、英高級スポーツ車メーカーのアストンマーティンなど小規模メーカーは、販売規制の対象外としました。ZEWの販売目標を下回った場合に自動車メーカーに課される罰金も引き下げております。
トランプ米政権は輸入する自動車に対して25%の関税を発動。英政府は関税の影響を受ける産業に対し、支援策を講じる考え。EV市場で米中企業などとの競争が激化していることも踏まえ、規制緩和を決めた模様。
スナク前政権(保守党)は2023年に、ガソリン車とディーゼル車の新車販売の禁止時期を、従来の2030年から2035年に延期。ただ、昨年政権を奪取した労働党は、期限を再び2030年に戻す方針を示しておりました。
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