英国の政策金利
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英イングランド銀行(中央銀行)は11月7日に、政策金利を現行の0.25%引き下げて、4.75%にすると発表。利下げは8月会合以来、2会合ぶり。インフレ鈍化が継続的に進んでおり、金融引き締め策のさらなる緩和が必要と判断した様です。9人の政策委員のうち、ベイリー総裁を含む8人が引き下げに賛成し、1人が据え置きを主張。
英中銀は声明で、「引き締め的政策を段階的に緩和する手法は依然として適切だ」と改めて確認。「インフレ率が低く安定していれば、金利をさらに引き下げる可能性が高い」とする一方、2%目標達成へは「急激な利下げや、大幅な利下げは出来ない」と指摘しました。
また、ベイリー総裁は声明公表後の記者会見で、米大統領選で勝利したトランプ前大統領が掲げる政策の影響について「何が起こるか、政策がどこへ向かうか予断するつもりはない」とした上で、「世界経済の分断を注視する必要がある」と述べております。
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