家計の金融資産残高(四半期)

↓クリックすると拡大します↓

 

日銀が3月21日に発表した昨年10-12月期資金循環統計(速報)によると、昨年12月末時点で個人(家計部門)が保有する金融資産の残高は前年同月末比5.1%増の2141兆円だった。好調な企業業績などを背景に株価が上昇し、5四半期連続で過去最高を更新した。

個人金融資産の内訳は、現金・預金が冬のボーナスの増加などを背景に1.0%増の1127兆円と過去最高を更新。また、株価上昇を受け、投資信託が22.4%増の106兆円、株式等が29.2%増の276兆円と、いずれも大幅に増加し過去最高となった。保険は0.7%増の381兆円。円安進行で外貨建て保険が押し上げた。

なお、昨年末の日銀による国債(国庫短期証券を除く)の保有割合は53.78%と、過去最高の昨年9月末(53.86%)に次ぎ2番目の水準だった。

 

 

家計の金融資産残高の内訳

↓クリックすると拡大します↓

 

 

※豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。銘柄の選択、売買価格など投資にかかる最終決定は弊社の重要事項説明書を十分にお読み頂き、投資家自身の判断でなさる様にお願い致します。本資料作成につきましては細心の注意を払っておりますが、その正確性については保証するものではなく、万一その内容に誤りがあった場合、その誤りに基づく障害については当社は一切の責任を負いかねます。