世界の外貨準備に占める金の割合
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欧州中央銀行(ECB)は6月11日に発表した報告書によると、2024年の世界外貨準備に占める金の割合は20%と、ユーロ(16%)を抜いて、米ドル(58%)に次ぐ2位になった模様。米ドルは首位を維持しているものの、この10年間で10ポイント低下したとしております。
ECBは「中央銀行の3分の2が分散投資目的、5分の2は地政学的リスクのヘッジとして金を購入した」と指摘しております。なお、産金業界団体ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)によると、2024年の公的機関の金購入は1086トンとなっております。米ドルへの信認が低下する中、外貨準備の運用先分散化の一環として新興国を中心に外貨準備に占める米ドルの比率を減らす一方で、金の比率を増やす国が増えている模様。
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