世界の金準備
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有力産金業界団体のワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)が、国際通貨基金(IMF)のデータを基に3月5日に発表したレポートによると、1月の公的機関の金準備は前月比11.21トン増加の35938.59トンでした。増加は2ヶ月連続。ドル建て金平均価格は3ヶ月連続で2000ドルを上回ったものの、引き続き常連国を中心に積み増しが続いております。公表されている金保有国ベスト100で最も増加した国はトルコ(+11.8トン)、最も減少した国はエクアドル(-7.5トン)。
国別にみると、中国は同10.0トン増加。15ヶ月連続で増加となっております。トルコも同11.8トン増と、8ヶ月連続で増加。インドも同8.7トン増と、3ヶ月ぶりに積み増しております。また、カザフスタンは同6.2トン増と、5ヶ月ぶりに増加に転じております。ウズベキスタンは2020年6月以来の増減無しでした。また、ロシアは同3.1トン減少しました。減少に転じるのは昨年3月以来。
欧州では、チェコは同1.7トン増と、11ヶ月連続で増加。ポーランドは2ヶ月連続で増減がありませんでした。他、キルギスが同0.6トン増加。
中東では、UAEが同0.1トン増加。ヨルダンは同4.7トン増と、2ヶ月連続で増加。また、オマーンは同0.2トン増加。昨年3月以来の積み増しとなっております。カタールは増減がありませんでした。
東南アジアでは、フィリピンは同5.8トン減と、2ヶ月連続で減少。シンガポールは増減がありませんでした。他では、エクアドルが同7.5トン減少。
中東諸国の金準備
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東南アジア諸国の金準備
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東欧諸国の金準備
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