世界の金準備
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有力産金業界団体のワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)が、国際通貨基金(IMF)のデータを基に3月4日に発表したレポートによると、1月の公的機関の金準備は前月比15.96トン減少の36197.33トンと、減少に転じました。
公表されている金保有国ベスト100で前月から増加させた国は17ヶ国、減少させた国は3ヶ国。最も増加した国はウズベキスタンで8.1トン増加、最も減少した国はロシアで6.2トン減少。
国別にみると、中国は3ヶ月連続で増加。ロシアは1年ぶりに減少に転じております。インドは同2.8トン増、トルコは同4.9トン増となり、カザフスタンは同3.8トン増と、増加に転じております。また、ウズベキスタンは同8.1トン増と、3ヶ月連続で増加。
欧州では、ポーランドは同3.1トン増と、増加に転じました。チェコは同1.7トン増と、23ヶ月連続で増加。セルビアは同0.3トン増と、4ヶ月連続で増加。ボスニア・ヘルツェゴビナは同3.5トン増と、2013年2月以来の増加となっております。一方、キルギスは同1.9トン減少。
アジアでは、カンボジアが同4.0トン増、モンゴルが同0.1トン増、シンガポールは5ヶ月ぶりに増減がありませんでした。
中東では、カタールは同1.3トン増と、2ヶ月連続で増加。エジプトも同0.5トン増となっております。UAEは増減がありませんでした。一方で、ヨルダンは同3.0トン減と、2ヶ月連続で減少。
アフリカではガーナが同0.1トン増と、4ヶ月連続で増加。ギニアが同6.3トン増、ジンバブエが同0.7トン増となっております。南米ではボリビアが同0.2トン増。
中東諸国の金準備
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中央アジア諸国の金準備
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東欧諸国の金準備
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