訪日客数
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日本政府観光局が10月15日に発表した9月訪日外国人数（推計値）は、前年同月比13.7％増の326.68万人でした。9月としては初めて300万人を超えております。
2025年1-9月期累計では前年同期比17.7%増の3165.05万人と、過去最速で3000万人を突破しております。アジアや欧米を中心に世界各地から日本へ旅行に訪れる人が増え、年間で過去最多を記録した昨年よりも１ヶ月早く到達しております。政府は2030年に客数を6000万人まで増やす目標を掲げており、インフラ整備や地域分散が課題となりそうです。
なお、観光庁が発表した7-9月期の訪日客による消費額（速報値）は2兆1310億円。2025年1-9月期累計では6兆9156億円に達しております。
全国百貨店免税売上高
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日本百貨店協会が10月24日に発表した9月全国百貨店売上高は、既存店ベースで前年同月比1.4％増の4288億円と、2ヶ月連続でプラスとなりました。大阪・関西万博の開催で、国内客数が堅調に推移したほか、訪日客数も減少幅が縮小しました。
訪日客の購買状況を示す免税売上高は0.3%減の396億円と、マイナス幅は縮小したものの、7ヶ月連続でマイナスとなっております。高額のブランド品から化粧品など単価の安い消耗品に需要がシフトしており、１人当たりの購買単価は2.9％減少。 一方、免税購買客数は2.8％増の46.3万人と、9月として過去最高を記録しました。
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