米ドル円と日本の円買い介入

↓クリックすると拡大します↓

 

財務省は10月31日に、9月29~10月27日の為替介入実績は6兆3499億円だったと発表しました。政府・日銀は9月に、急速な円安の進行を阻止するために約24年ぶりに円買い・ドル売り介入に踏み切ったが歯止めが掛からず、10月は介入の有無を直ちに公表しない「覆面介入」を実施。月間の円買い介入額としては9月を上回って過去最大となっております。

日別の介入額は来年2月の公表を待たないと分かりませんが、10月21日の覆面介入は5兆円規模に上ると推計されております。10月はこのほかにも円相場が急伸する場面があり、1兆円規模の介入観測が浮上しておりました。

なお、9月の為替介入額は2兆8382億円で、今回の円安局面で実施された円買い介入の総額は9兆1881億円に達し、データの残る1991年4月以降の円買い介入の合計(4兆8793億円)を大幅に上回っております。

 

※豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。銘柄の選択、売買価格など投資にかかる最終決定は弊社の重要事項説明書を十分にお読み頂き、投資家自身の判断でなさる様にお願い致します。本資料作成につきましては細心の注意を払っておりますが、その正確性については保証するものではなく、万一その内容に誤りがあった場合、その誤りに基づく障害については当社は一切の責任を負いかねます。