中国の主要経済指標
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中国国家統計局は主要経済指標を発表。
10月中国社会消費品小売総額(小売売上高)は前年同月比4.8%増と、前月(3.2%増)から伸びが加速。伸び率は昨年12月(7.4%増)以来の高水準となりました。11月11日まで開催した年間最大級のセール「独身の日」の開始が早まったことが要因。全体の1割を占める飲食店収入は前年同月比3.2%増。
10月中国鉱工業生産は前年同月比5.3%増と、前月(5.4%増)から伸びがやや鈍化。幅広い投資動向を示す2024年1-10月期中国都市部固定資産投資は前年同期比3.4%増と、1-9月期(3.4%増)と変わらずでした。政府が景気の下支え役と位置づけるインフラ投資は前年同期比4.3%増(1-9月期は4.1%増)、製造業の投資は前年同期比9.3%増(1-9月期は9.2%増)。
不動産販売額は前年同期比10.3%減(1-9月期は10.1%減)。マンションなどの販売不振が続き、新たな開発投資も低迷しております。なお、関連産業を含めて中国GDPの約3割を不動産が占めております。なお、10月中国都市部失業率は5.0%と、前月から0.1ポイント改善しております。
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