ADP全米雇用報告

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米民間雇用サービス会社ADPが11月5日に発表した10月全米雇用報告によると、非農業部門雇用者数(季節調整済、政府部門は除く)は前月比4.2万人増加。市場予想(2.2万人増)を上回りました。増加に転じるのは3月ぶりで、米雇用悪化に対する懸念がやや和らいでおります。業種別では、商業・輸送および公益事業は4.7万人増、教育・健康サービスは2.6万人増、情報技術は1.7万人減となっております。

◆ミランFRB理事、利下げ「依然として妥当」

FRBのミラン理事は11月5日に、ヤフー・ファイナンスとのインタビューで、最近のインフレと労働市場の動向は9月のFOMCで公表された経済見通しと一致しているとし、利下げが「依然として妥当な行動だ」と述べました。

10月ADP全米雇用統計の結果については、「予想より若干良く、歓迎すべきサプライズだ」とした上で、「労働市場の全般的な文脈では、政府機関の一部閉鎖前に見受けられた既存のトレンドのようだ」と語っております。

 

 

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