投資部門別売買動向(月別、累計)

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東京証券取引所が発表した10月投資部門別売買動向(現物株と先物合計)によると、海外投資家は3058億円の買い越しと、3ヶ月ぶりに買い越しに転じました。FRBが利上げペースを減速させるとの観測が拡がる中、見直し買いが入った様です。1-10月期累計では4兆8172億円の売り越しとなっております。

一方、個人は6085億円の売り越しと、3ヶ月ぶりに売り越しております。1-10月期累計では1兆4754億円の買い越し。

決算発表を控えて、自社株買いが手控えられる中、事業法人は4385億円の買い越しと、買い越し幅は6401億円から縮小。ただ、17ヶ月連続で買い越しました。1-10月期累計では4兆1487億円の買い越し。

年金基金の売買動向を反映するとされる信託銀行は4568億円の買い越しでした。買い越しに2ヶ月連続。1-10月期累計では1兆2978億円の買い越し。

なお、10月も日銀のETF(上場投資信託)買い入れは行われずとなっております。買い入れを行わなかったのは4ヶ月連続。

 

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