中国PMI
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中国国家統計局が11月30日に発表した11月中国製造業PMI(購買担当者景況指数)は50.3と、前月比0.2ポイント上昇。3ヶ月連続で上昇となり、景気の拡大・縮小を判断する節目の50を2ヶ月連続で上回りました。中国政府は9月下旬以降、金融緩和の加速など景気てこ入れ策を段階的に拡充しており、効果が出始めている様です。なお、同局は「景気は総合的に安定・拡大している」と先行きに自信を見せております。
項目別では、需要の強さを示す新規受注が50.8と、前月比0.8ポイント上昇。供給の強さを示す生産は0.4ポイント、需要の強さを示す新規受注は0.8ポイントそれぞれ上昇。
一方、米欧との貿易摩擦に先行き不安が拡がっている。海外からの新規受注を示す指数は0.8ポイント上昇したものの48.1にとどまり節目の50を下回って推移。同指数は3〜6ヶ月先の輸出を占うとされます。
なお、同時に発表されたサービス業の動向を示す非製造業ビジネス活動指数は50.0と、前月比0.2ポイント低下。ただ、節目の50は23ヶ月連続で上回っております。小売りや飲食、宿泊の不振が響いた模様。
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