Fedウォッチ

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FRBは前日からFOMC(米連邦公開市場委員会)を開催中。日本時間、明日未明にFOMC声明が公表されます。CMEが公表している「Fedウォッチ」によると、7月26日時点で今回のFOMCで0.75%の利上げ確率は75.1%、1.00%の利上げ確率は24.9%となっております。

6月米消費者物価指数(CPI)は前年同月比9.1%上昇と、約40年半ぶりの記録を更新。インフレ高進が収まらない中、市場では前回の6月会合に続いて0.75%の大幅利上げを実施するとの見方が多い様です。

11月の中間選挙を前に、支持率が低迷するバイデン米政権にとって、物価抑制は重要課題となる中、パウエル議長はインフレの抑制を優先する姿勢を強調してきました。ただ、ここに来て冴えない米経済指標の発表が続く中、米国のリセッション(景気後退)懸念が拡がっております。

仮に0.75%の利上げとなると、FF金利の誘導目標は2.25~2.50%となり、FOMCメンバーが景気を熱しも冷ましもしない「中立金利」に達します。声明公表後の記者会見で、今後の利上げペースについて、どの様に説明するか注目されます。

 

米10年債利回りとFF金利

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