世界の金準備
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有力産金業界団体のワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)が、国際通貨基金(IMF)のデータを基に4月3日に発表したレポートによると、2月の公的機関の金準備は前月比2.53トン減少の36194.80トンと小幅ながら2ヶ月連続で減少となりました。公表されている金保有国ベスト100で、最も増加した国はポーランドで29.0トン増加、最も減少した国はウズベキスタンで11.9トン減少。
国別にみると、中国は4ヶ月連続で増加。ロシア、インドは前月から変わらずでした。トルコは同2.7トン増と、2ヶ月連続で増加。一方、ウズベキスタンは同11.9トン減と、4ヶ月ぶりに減少に転じました。カザフスタンも同8.1トン減と、減少に転じております。
欧州では、ポーランドは同29.0トン増と、2ヶ月連続で増加。チェコは同1.6トン増と、24ヶ月連続で増加。セルビアは同0.4トン増と、5ヶ月連続で増加。他、ギリシャ(+0.1トン)、スロベニア(+0.3トン)が増加しております。一方で、ベラルーシ(-0.1トン)、フィンランド(-5.2トン)は減少となりました。
アジアでは、フィリピン(+1.2トン)、ブルネイ(+0.1トン)が増加。
中東では、カタールは同1.5トン増と、3ヶ月連続で増加。エジプトも同0.6トン増と、2ヶ月連続で増加となっております。また、ヨルダンは同3.4トン増と、3ヶ月ぶりに増加に転じました。一方で、UAEは同1.4トン減、イラクは同0.1トン減となっております。アフリカでは、南アフリカが同0.1トン増加。
中東諸国の金準備
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中央アジア諸国の金準備
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東欧諸国の金準備
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