世界の金準備

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有力産金業界団体のワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)が、国際通貨基金(IMF)のデータを基に4月3日に発表したレポートによると、2月の公的機関の金準備は前月比37.62トン増加の35976.21トンでした。3ヶ月連続で増加。2月のドル建て金平均価格は2039.8ドル。高値で推移する中でも、引き続き常連国を中心に積み増しが続いております。公表されている金保有国ベスト100で前月から増加させた国は11ヶ国、減少させた国は6ヶ国。最も増加した国は中国(+12.1トン)、最も減少した国はヨルダン(-3.9トン)。

国別にみると、中国は同12.1トン増加。16ヶ月連続で増加となっております。トルコも同4.2トン増と、9ヶ月連続で増加。インドも同4.7トン増、カザフスタンは同5.8トン増と、共に2ヶ月連続で増加。一方、ウズベキスタンは同2.8トン減少。3ヶ月ぶりに減少に転じております。

欧州では、チェコは同1.7トン増と、12ヶ月連続で増加。キルギスは同1.4トン増と、2ヶ月連続で増加。セルビアは同0.6トン増加。ポーランドは3ヶ月連続で増減が無しとなっております。一方、ドイツは同0.3トン減少、ベラルーシは同0.1トン減少。

中東では、カタールは同1.6トン増加。一方、UAEは同0.6トン減少。ヨルダンも同3.9トン減少。

東南アジアでは、シンガポールは同2.1トン増加。5ヶ月ぶりに増加に転じました。一方、フィリピンは同2.0トン減少と、3ヶ月連続で減少。他、モンゴルが同0.7トン増加、メキシコが同0.3トン増加。

 

中東諸国の金準備

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東南アジア諸国の金準備

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東欧諸国の金準備

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