中国の新車販売台数
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中国の自動車業界団体、中国汽車工業協会が3月11日に発表した2月中国新車販売台数(輸出含む)は、前年同月比34.4%増加の212万8611台で、プラスに転じました。春節(旧正月)の時期がずれる影響をならすため、2025年1-2月期累計で見ても455万2105台と、前年同期比13.2%増加となっております。新車の買い替えを支援する補助金政策や、春節の連休以降に各社が相次いで新車を投入した効果が出た模様。
2月の内訳は、国内販売は同39.9%増加の168万7600台と、プラスに転じております。乗用車は同36.2%増の181万5351台と、6ヶ月連続でプラス。商用車は同25.0%増の31万3260台でした。輸出は同16.9%増の44万1011台。
中国のNEV販売台数
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新車販売のうち、政府が普及を支援している電気自動車(EV)などの「新エネルギー車(NEV)」の販売台数(輸出含む)は前年同月比87.0%増の89万1658台。2025年1-2月期累計では前年同期比51.2%増の111万7765台でした。2月の内訳はEVが同85.1%増の54万3732台、プラグインハイブリッド車(PHV)は同90.3%増の34万7806台。
◆中国、自動車補助申請130万件
中国メディアの科技日報(電子版)によると、中国商務省の盛秋平副部長(次官)は3月15日に、政府が消費振興策の一環として打ち出した消費品買い替えプログラムによる自動車の購入補助金申請が年初から3月14日までに、130万件に上ったと述べた模様。
◆北京、自動車買い替え支援で補助金申請1.5万台超に
中国・千竜網などによると、北京市商務局は3月14日に、同市が1月24日に自動車買い替え支援策を発表して以降、補助金の申請件数がこれまでに計1万5541台となったと公表しました。このうち旧式の保有車両を廃棄し、買い替えた車両は5753台、廃棄を伴わない買い替えは9788台でした。
中国の白金需要量
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