米個人消費支出（PCE）物価指数
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米商務省が3月28日に発表した2月米個人消費支出（PCE）物価指数は、前年同月比2.5％上昇。伸び率は市場予想と一致し、前月（2.5％上昇）と変わらずでした。ただ、価格変動が激しいエネルギーと食品を除いたコア指数は2.8％上昇と、伸び率は前月（2.7％上昇）から拡大。市場予想（2.7％上昇）も上回っております。
物価の瞬間風速を映す前月比では総合指数が0.3%上昇（前月は0.3％上昇）、コア指数は0.4％上昇（前月は0.3％上昇）。
◆昨年10-12月期米GDP確報値、改定値から上方修正
米商務省が3月27日に発表した昨年10-12月期米実質GDP（国内総生産）確報値は、季節調整済み年率換算で前期比2.4％増でした。輸入の引き下げで、改定値（2.3％上昇）から上方修正されました。11四半期連続でプラス成長となっております。伸びは前期（3.1％増）から鈍化したものの、米経済の底堅さが示されております。GDPの約7割を占める個人消費は4.0％増と、改定値（4.2％）から下方修正されております（前期は3.7％増）。
四半期別 米GDP
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