ISM米製造業景況感指数

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米サプライマネジメント協会(ISM)が3月3日に発表した2月米製造業景況感指数は50.3と、前月(50.9)から0.6ポイント低下。4ヶ月ぶりに低下となり、市場予想(50.6)も下回ったものの、景況拡大と縮小の分岐点である50は2ヶ月連続で上回っております。新規受注や雇用、生産に関する指数などが前月から悪化した模様。

一方、3月5日に発表された2月米非製造業(サービス業)景況感指数は53.5と、前月比0.7ポイント上昇。市場予想(52.6)も上回りました。節目の50を8ヶ月連続で上回っております。

◆ベージュブック:米景気「小幅上昇」に下方修正

FRBは3月5日にベージュブック(全米12地区連銀景況報告)を公表。経済活動が1月半ば以降、「小幅に」上昇したとの見解が示され、景況判断は前回1月時点の「小幅から緩やかな拡大」から若干下方修正されました。関税などトランプ米政権の貿易政策による物価上昇の再燃を警戒する声が増えた模様。裁量的支出を減らす消費者も増え、個人消費は減速した様です。

 

 

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