主要国の対外純資産残高

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財務省は5月26日に、2022年末の日本の対外資産・負債残高を公表。政府や企業、個人が海外で保有する資産から、海外投資家らの対日投資を示す負債を差し引いた対外純資産の残高は前年末比0.2%増の418兆6285億円と、4年連続で過去最高を更新しております。為替の変動で純資産残高が約80兆円膨らんでおります。円安の影響は、負債残高を約28兆円増やした一方、資産残高を約108兆円底上げした模様。

対外資産残高は6.5%増の1338兆2364億円と、14年連続で増加。そのうち直接投資残高は17.3%増の274兆7490億円。証券投資残高は外国証券の価格下落などにより8.4%減の531兆2900億円でした。対外負債残高は9.6%増の919兆6079億円と、4年連続で最高となっております。

主要国の対外純資産残高では、日本が32年連続で最大の純資産国となっております。2位はドイツ、3位は中国で変わらず。一方、世界最大の債務国となったのは米国で、純債務は2137兆9298億円となっております。

 

日本の対外純資産残高

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