国別 米国債保有額(年別)
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米財務省が発表した米国際資本収支統計(季節調整前)によると、2022年末の海外投資家の米国債保有額は7兆3146億ドルで、前年末比4259億ドル減少しました。減少に転じるのは2016年以来、6年ぶり。
国別で見てみると、残高首位の日本は2245億ドル減の1兆0763億ドルで、2018年以来4年ぶりに減少に転じました。
2位の中国は前年末比1732億ドル減の8671億ドルで、2年連続で減少。減少幅は2016年(1877億ドル減)以来、6年ぶりの大きさとなりました。
また、月ベースでも5ヶ月連続で減少となり、2010年6月(8437億ドル)以来、12年半ぶりの低水準になっております。FRBが積極的な利上げを進める中で、米金利が上昇したことに加えて、米中対立が再燃する中、中国は外貨準備で抱えるドル建て資産を減らしていると見られております。なお、中国の金準備は3ヶ月連続で増加しております。
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