中国の新車販売台数
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中国の自動車業界団体、中国汽車工業協会が1月11日に発表した2023年中国新車販売台数(輸出含む)は前年比12%増加の3009万4000台でした。3年連続で増加となり、初めて3000万台を上回っております。
電気自動車(EV)などの「新エネルギー車(NEV)」の販売台数は前年比37.9%増の949万5000台で、NEVの比率は5.9ポイント増の31.6%まで上昇しております。内訳は、EVは24.6%増の668万5000台、プラグインハイブリッド車(PHV)は84.7%増の280万4000台でした。
国内販売は6%増の2518万4000台と伸び悩んだ一方、輸出台数は57.9%増の491万台と、日本を抜いて世界首位になる見通し。
なお、同協会は2024年の販売台数は前年比「3%以上」増加し、約3100万台になると予測。そのうち輸出は550万台を見込んでおり、国内販売は1%強の増加に留まる見通し。
中国白金輸入量はこちら。
中国のNEV販売台数
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◆中国、新エネ車目標前倒し
中国共産党と中国政府は1月11日に発表した環境対策を推進する目標を示した文書で、2027年までに新車販売全体に占める電気自動車(EV)などの「新エネルギー車(NEV)」の比率を45%に高める目標を発表しました。2035年に50%を目指していた従来の目標の前倒しとなります。
◆2023年インド新車販売台数、前年比7%増の507万9985台
インド自動車工業会(SIAM)が1月12日に発表した2023年インド新車販売台数(出荷ベース、乗用車と商用車の合計)は前年比7%増の507万9985台でした。2年連続で日本を上回り、中国と米国に次ぐ世界3位を維持しております。内訳は、乗用車が8%増の410万1600台、商用車が5%増の97万8385台でした。
中国の白金需要量
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