世界の外貨準備

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国際通貨基金(IMF)が公表した世界外貨準備統計によると、2023年9月末の世界の外貨準備総額は11兆9015億ドルとなり、前期末(12兆0632億ドル)比1.3%減少しました。減少に転じるのは4四半期ぶり。

このうち各国の自主申告に基づいて判明した10兆9813億ドルの通貨別内訳によると、各国が外貨準備として保有する通貨に占める米ドルは59.17%となり、前期末(59.43%)から低下しております。低下は2四半期連続。

2位のユーロは19.58%と、前期末(19.75%)から低下。他、3位の日本・円は5.45%(前期末は5.34%)、4位の英・ポンドは4.83%(前期末は4.77%)、人民元は2.37%(前期末は2.44%)となっております。

 

世界の外貨準備に占める米ドルの割合

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