世界の金生産量(年別)

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有力産金団体のワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)が、6月25日に発表したレポートによると、2023年の世界産金量は前年比0.3%増加の3646.1トンで、2018年(3657.6トン)以来5年ぶり高水準となりました。

データが公表されている45ヶ国のうち、前年から増加したのは24ヶ国、減少したのは20ヶ国(1ヶ国は変わらず)。最も増加した国はブルキナファソ(前年比11.7トン増)、最も減少したのは豪州(同12.5トン減)。

国別で見てみると、中国は378.2トンと、前年比0.8%増加。2年連続で増加となり、2019年(383.2トン)以来4年ぶり高水準となっております。引き続き世界一の生産国の座を維持。ただ、2016年(463.7トン)をピークに生産量は減少しております。

2位はロシアで、同2.5%減の321.8トン。3年連続で減少となり、2018年(295.4トン)以来5年ぶり低水準に留まっております。3位は豪州で同4.1%減の293.8トン。以下、4位はカナダ(191.9トン)、5位は米国(166.7トン)で順位に変動はありませんでした。なお、南アフリカは同2.3%増の98.6トンでした。

 

世界の金生産量の割合(2023年)

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世界の金生産量(国別、年別)

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世界の金生産国(年別)

国名

2022年 2023年

前年比

1位

中国 375.0㌧ 378.2㌧

+0.8%

2位

ロシア 330.0㌧ 321.8㌧

-2.5%

3位

豪州 306.3㌧ 293.8㌧

-4.1%

4位

カナダ 194.5㌧ 191.9㌧

-1.4%

5位

米国 172.7㌧ 166.7㌧

-3.5%

その他 2255.5㌧ 2293.8㌧

+1.7%

世界合計 3634.1㌧ 3646.1㌧

+0.3%

※WGCの資料を基に豊トラスティ証券作成

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