世界の債務残高
↓クリックすると拡大します↓
国際金融協会(IIF)は2月25日に発表したレポートによると、2024年末の世界債務残高は318兆ドルと、年末の数字としては過去最高を更新。前年末(311兆ドル)から7兆ドル増加しております。
IIFは、財政拡張的な政策を掲げる政党が発言力を増す中、政府債務が急拡大するリスクに言及。財政赤字の拡大が続けば、財政規律の緩みに対し国債売却で警鐘を鳴らす「債券自警団」が行動に出る可能性があると警告しました。また、「とりわけ政治が明確に二極化している国で、財政規律の監視が強まっていることが近年の特徴だ」と指摘しております。
今年の政府債務は5兆ドル増加すると予測。世界的な経済政策の不透明感に加え、借り入れコストの高止まりを背景に債務の伸びは鈍化するとしております。ただ、欧州で財政出動や軍事支出拡大を求める声が強まっており、債務は膨張する恐れがあるとしました。
※豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。銘柄の選択、売買価格など投資にかかる最終決定は弊社の重要事項説明書を十分にお読み頂き、投資家自身の判断でなさる様にお願い致します。本資料作成につきましては細心の注意を払っておりますが、その正確性については保証するものではなく、万一その内容に誤りがあった場合、その誤りに基づく障害については当社は一切の責任を負いかねます。