白金標準(日別)
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2024年の白金標準(期先)は前年末比4.0%上昇と、6年連続で上昇しております。2024年は4493円でスタート。4300円を中心とした狭いレンジで推移していたものの、4月に急伸。相関性の高い金相場が連日で最高値を更新する中、白金の相対的な割安感が意識されて、4月4日に昨年末以来の4500円台を回復。4月15日に4957円まで上昇するも、大台に乗せることが出来なかったことから、買い方の利喰い売りに押される展開となりました。
ただ、南アフリカの一部の白金鉱山会社がリストラに着手し始めたことで、供給懸念が高まる中、5月14日に2013年3月12日以来約11年ぶりに5000円台を回復。レンジを上放れた勢いそのままに上昇が続く中、5月20日に2008年8月11日以来の5400円台を回復。5482円まで上昇し、年間高値を付けております。
ただ、金相場の急落を受けて、「つるべ落とし」の如く急落。一旦は5000円台を回復し、7月8日に5326円まで上昇する場面も見られるも、「サーム・ルール」が発動するなど、米景気の悪化懸念が急速に高まり、投資家心理を冷やす中、世界同時株安となり、8月5日に急落。翌8月6日に4129円まで下げて年間安値を付けております。
独自材料に乏しい中、その後は相関性の高い金相場の動きに左右される展開。金相場が再度騰勢を強める中、10月23日に約3ヶ月ぶりに5000円台を回復。10月30日に5188円まで上昇するも、金相場の下落を受けて、下値を切り下げる展開。中国の景気減速懸念が拡がる中で上値の重い展開が続き、12月9日に4483円まで下げる場面も見られております。2024年は4689円で終了しております。
白金標準の騰落率(年別)
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