世界の金 生産量(年別)
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産金業界団体ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)が6月12日に発表したレポートによると、2024年の世界産金量は前年比0.6%増加の3661.0トンで、少なくとも現行の統計となった2010年以降で最高となったようです。
データが公表されている45ヶ国のうち、前年から増加したのは26ヶ国、減少したのは19ヶ国でした。最も増加した国は、前年の労働争議が終了し、生産量が回復したメキシコ(前年比13.7トン増)、最も減少したのはボリビア(同20.1トン減)。
国別で見てみると、中国は380.2トンと、前年比0.6%増加。3年連続で増加となり、2019年(383.2トン)以来5年ぶり高水準となっております。引き続き世界一の生産国の座を維持。ただ、2016年(463.7トン)をピークに生産量は減少しております。
2位はロシアで、同2.6%増の330.0トン。4年ぶりに増加に転じております。3位は豪州で同4.1%減の284.0トン。4年連続で減少。4位はカナダ(202.1トン)、5位は米国(158.0トン)で順位に変動はありませんでした。なお、南アフリカは同6.5%減の98.9トンとなっております。
世界の金 生産量(年別)
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世界の金 生産量の割合(2024年)
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