米大統領選の開票が進む中、共和党候補のドナルド・トランプ前大統領が勝敗を左右する激戦7州のうち東部ペンシルベニア、南部ノースカロライナ、同ジョージアの3州を制し、「勝利」宣言をしております。

トランプ氏は、南部フロリダ州で支持者を前に演説。「国民に第47代大統領という特別な栄誉を与えられたことを誇りに思う」と述べ、「米国の真の黄金時代がやってくる」と強調。「米国を救い、国境問題を解決する」と述べております。

米メディアによると、トランプ氏は全米50州と首都ワシントンに割り当てられた選挙人計538人のうち267人を獲得。過半数(270人)に迫っております(日本時間17時30分時点)

一方、民主党のカマラ・ハリス副大統領は224人を確保。ただ、残る州でも苦戦を強いられる中、ワシントンで行う予定だった演説を見送っております。

なお、同時に実施されている連邦議会選で、上院(定数100)は民主が41、共和が過半数の51議席を獲得(残7)。4年ぶりに共和党が上院多数派を奪還しております。下院(定数435)は民主が170、共和が191議席を獲得(残74)。過半数の218議席を巡り、接戦となっております。

上院と下院の多数派が大統領と同じ党である「トリプルレッド(共和党)」となる様ですと、政策への期待感から、投資家のリスクオン姿勢が強まる可能性がありそうです。

 

 

 

 

 

 

 

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