金標準
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2025年の金標準(中心限月)は、前年末比68.2%上昇。7年連続で上昇となり、上げ幅は過去最大となるなど、歴史的な高騰を記録しております。
2025年は13366円でスタート。同日に付けた安値13181円が年間安値となっております。トランプ米政権の関税政策を巡って世界景気の先行き不透明感が強まり、「安全資産」として金が選好される中、1月22日に2024年10月31日の高値13819円を上抜いて最高値を更新。その後もじり高が続く中、2月4日に14000円、3月28日に15000円を突破、トランプ米政権の「相互関税」を巡り、中国が報復措置を発表するなど、米国と各国の間で互いに関税を掛け合う「貿易戦争」が激化し、世界景気が後退するとの警戒感が拡がる中、投資家のリスクオフ姿勢が拡大。信用取引のマージンコール(追い証)を確保する必要に迫られた投資家が金市場で換金売りを迫られ、4月9日に13985円まで下げて、14000円を割り込む場面も見られたものの、安値は買い拾われております。
米中貿易摩擦激化への過度な警戒感が薄れる中、FRBによる早期利下げ期待も後退し、上値が重くなる一方、ウクライナや中東を巡る「地政学リスク」の高まりや中央銀行による金購入が相場を下支える中、その後は概ね15000円台で揉み合う展開が続いたものの、7月14日に160000円を突破。
毎年恒例の「ジャクソンホール会議」でパウエルFRB議長が利下げ再開を示唆したことを受けて、FRBの早期利下げ観測が強まる中で下値を切り上げ、9月3日に17000円、9月24日に18000円、10月6日に19000円を上抜き、10月9日に20000円を突破。連日で最高値を更新する中、10月20日に22288円まで上昇する場面も見られております。
ただ、テクニカル的に買われ過ぎ感が強まる中で急落。大陰線を引いたことで調整地合いが強まり、20000円を割り込む場面も見られるも、「地政学リスク」の高まりや世界景気の先行き不透明感に加えて、「責任ある積極財政」を掲げる高市政権の財政運営に対する懸念が根強い中、「安全資産」として買い拾われております。
高市政権発足後、財政悪化の懸念から「悪い」金利上昇を背景に円安基調が強まった上に、ドル建て金価格の上昇も続く中、12月15日に22000円台を回復。12月22日に10月20日の高値を上抜いて2ヶ月ぶりに最高値を更新。連日で最高値を更新する中、12月29日に23426円まで上昇するなど、2025年は22507円で終了しました。
金標準の騰落率(年別)
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