四半期別 バルテラ・プラチナムの白金生産量

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南アフリカの白金生産大手バルテラ・プラチナム(旧アングロ・アメリカン・プラチナム)が7月28日に発表したレポートによると、同社の2025年4-6月期PGM総生産量(鉱山生産とは仕掛品在庫の合計)は前年同期比16.5%減少の23.92トンと、14四半期連続でマイナスとなりました。過去5年平均は30.07トン。2025年1-6月期累計は45.58トン(2024年累計は110.51トン)。

そのうち、白金総生産量は同18.7%減少の10.73トンと、14四半期連続でマイナスとなりました。主要鉱山のアマンデルブル鉱山が洪水に見舞われて生産量が減少した前期(9.61トン)は上回ったものの、依然として過去5年平均(13.84トン)を大きく下回っております。2025年1-6月期累計は20.34トン(2023年累計は50.59トン)。

 

四半期別 バルテラ・プラチナムのパラジウム生産量

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パラジウム総生産量は同13.8%減の7.68トンと、同じく14四半期連続でマイナス。過去5年平均は9.43トン。2025年1-6月期累計は14.73トン(2023年累計は34.76トン)。

 

バルテラ・プラチナムの白金鉱山の収益割合

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なお、バルテラの白金鉱山の収益割合が公表され、白金の割合は30%と、前年(26%)から増加しております。一方で、パラジウムは22%と、前年(26%)から減少。ロジウムは20%と、同じく前年(23%)から減少しました。ニッケルは7%(前年は7%)、その他は20%(前年は17%)でした。バルテラ・プラチナム(Valterra Platinum)は、世界第2位の白金鉱山会社。

 

 

 

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