世界の金準備

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有力産金業界団体のワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)が、国際通貨基金(IMF)のデータを基に6月3日に発表したレポートによると、4月の公的機関の金準備は前月比40.44トン増加の36274.29トンと、2ヶ月連続で増加となりました。外貨準備に占める金の割合は22.18%で、前月(21.30%)から上昇。

公表されている金保有国ベスト100で前月から増加させた国は11ヶ国、減少させた国は5ヶ国。最も増加した国はポーランドで12.4トン増加、最も減少した国はウズベキスタンで11.2トン減少。

国別にみると、中国は6ヶ月連続で増加。ロシアは3ヶ月連続で前月から変わらずでした。インドも前月から変わらず。トルコは同2.1トン増と、4ヶ月連続で増加。カザフスタンは同0.9トン増と、2ヶ月連続で増加となっております。一方、ウズベキスタンは同11.2トン減と、3ヶ月連続で減少。

欧州では、ポーランドは同12.4トン増と、4ヶ月連続で増加。チェコは同2.5トン増と、26ヶ月連続で増加。キルギスは同2.3トン増、スロベニアは同0.2トン増となっております。セルビアは7ヶ月ぶりに前月から変わらずでした。一方、ドイツは同0.2トン減と2ヶ月連続で減少。

アジアでは、フィリピンは同3.1トン減と、2ヶ月連続で減少。また、モンゴルは同0.4トン減と、同じく2ヶ月連続で減少となっております。

中東では、エジプトは同0.1トン増と、4ヶ月連続で増加。また、ヨルダンは同0.2トン増となっております。UAE、カタール、イラクは増減がありませんでした。アフリカでは、ガーナが同0.4トン増と、2ヶ月連続で増加。ジンバブエは同0.1トン増となっております。

 

中東諸国の金準備

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東南アジア諸国の金準備

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東欧諸国の金準備

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