中国PMI
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中国国家統計局が発表した4月中国製造業PMI(購買担当者景況指数)は49.0と、前月比1.5ポイント低下。3ヶ月ぶりに低下に転じ、景気の拡大・縮小を判断する節目の50も3ヶ月ぶりに割り込みました。トランプ米政権の対中関税引き上げにより、生産や受注が不調でした。
項目別では、柱となる新規受注は前月比2.6ポイント低下の49.2、生産も2.8ポイント低下の49.8と、共に3ヶ月ぶりに節目の50を割り込んでおります。また、外需関連指数の新規輸出受注は44.7と、同4.3ポイント低下しました。同局の専門家は、「外部環境が急変した」と対米貿易戦争の影響を示唆しております。企業規模別では、大企業が49.2、中規模企業が48.8、小規模企業が48.7となっております。
なお、同時に発表されたサービス業の動向を示す非製造業ビジネス活動指数は50.4と、前月比0.4ポイント低下。同じく3ヶ月ぶりに低下したものの、節目の50は28ヶ月連続で上回っております。
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