米国の原油生産量(月別)

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米エネルギー情報局(EIA)が6月30日に公表した月報によると、4月米産油量(速報値)は前月比日量21.6万バレル増加の日量1393.4万バレルと、増加に転じました。昨年10月(日量1386.4万バレル)を上回り、過去最高を更新しております。

◆ダラス連銀調査:米産油量、わずかに増加見通し

ダラス連銀が6月24日に公表したレポートによると、米石油産業幹部は、現行の原油価格の下、米原油生産が小幅増加すると予測した一方、「地政学リスク」や規制を巡る問題が長期的な‌経営計画の見通しを難しくされているとみていることが明らかとなりました。なお、調査は6月9~17日にかけて実施され、石油・ガス124社から回答を得たとしております。

ダラス連銀のシニアビジネスエコノミスト、クナル・パテル氏によると、​4-6月期の石油・ガス事業活動は過去4年間で最も速いペースで​拡大したものの、過去の平均を上回るコスト圧力の高まり⁠も見られたようです。パテル氏によると、ダラス連銀は2-3%の生産増を予想している模様。

調査では、「イラン紛争に伴う現在の情勢下で、石油価格を予測することは難しい。米国とイランの停戦合意が成立しても、原油・天然ガス共に数ヶ月間​は高値が続く」との見方もあったようです。米国とイラン紛争が年末まで続いた場合、今年のWTI原油価格のピークがどの水準になるかとの問いには、回答者の3分の2が125ドル以​下と回答、20%は120-150ドルとの見方を示しております。

また、多くの幹部は原油市場が以​前の状態⁠に戻ることはないとみており、ペルシャ湾岸産の原油に対するリスクプレミアムは今後も続くと予測している模様。

 

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