世界の金準備
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有力産金業界団体のワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)が、国際通貨基金(IMF)のデータを基に7月3日に発表したレポートによると、2025年5月の公的機関の金準備は前月比31.54トン増加の36305.84トンと、3ヶ月連続で増加となりました。外貨準備に占める金の割合は21.84%で、前月(22.18%)から低下しております。低下は5ヶ月ぶり。
公表されている金保有国ベスト100で前月から増加させた国は13ヶ国、減少させた国は4ヶ国。最も増加した国はカンボジアで8.0トン増加、最も減少した国はシンガポールで5.4トン減少。
国別にみると、中国は同1.9トン増と、7ヶ月連続で増加。ロシアは4ヶ月連続で前月から変わらずでした。インドも2ヶ月連続で変わらず。トルコは同6.4トン増と、5ヶ月連続で増加。カザフスタンは同7.4トン増と、3ヶ月連続で増加となっております。一方、ウズベキスタンは同0.9トン減と、4ヶ月連続で減少。
欧州では、ポーランドは同6.2トン増と、5ヶ月連続で増加。チェコは同1.6トン増と、27ヶ月連続で増加。キルギスは同1.3トン増と、2ヶ月連続で増加。セルビアは同0.7トン増となっております。一方、ドイツは同0.8トン減と3ヶ月連続で減少。
アジアでは、フィリピンは同1.3トン増と、3ヶ月ぶりに増加。また、カンボジアは同8.0トン増と、4ヶ月ぶりに増加に転じました。一方、シンガポールは同5.4トン減少。
中東では、カタールは同1.6トン増と、3ヶ月ぶりに増加に転じております。エジプトは同0.1トン増と、5ヶ月連続で増加。一方、UAEは同0.7トン減少。
アフリカでは、ガーナが同0.8トン増と、3ヶ月連続で増加。また、チュニジアは同0.1トン増となっております。
中東諸国の金準備
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東南アジア諸国の金準備
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東欧諸国の金準備
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