中国の主要経済指標
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中国国家統計局は主要経済指標を発表。
5月中国社会消費品小売総額(小売売上高)は前年同月比3.7%増と、前月(2.3%増)から伸びが加速しました。労働節(メーデー)の連休が昨年からずれた影響がでた模様。労働節の連休は例年5日間で、今年は5月1~5日、昨年は4月30日~5月4日でした。全体の1割を占める飲食店収入は5.0%増加。
一方、5月中国鉱工業生産は前年同月比5.6%増と、前月(6.7%増)から鈍化。ただ、新エネルギー車や3Dプリンターなどが好調だった様です。
幅広い投資動向を示す2024年1-5月期中国都市部固定資産投資は前年同期比4.0%増と、1-4月期(4.0%増)からやや鈍化。政府が景気の下支え役と位置づけるインフラ投資は前年同期比5.7%増(1-4月期は6.0%増)、製造業の投資は前年同期比9.6%増(1-4月期は9.7%増)。
不動産販売額は前年同期比10.1%減と、1-4月期(9.8%減)からマイナス幅が拡大しております。販売不振の長期化で在庫が積み上がっており、不動産企業が新たな開発に慎重になっている様です。中国政府が5月17日に発表した地方政府による在庫住宅の買い取りなど、不動産関連の景気対策の効果は見えていない模様。5月中国都市部失業率は5.0%と、前月から変わらずでし
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