中国の主要経済指標

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中国国家統計局は6月16日に主要経済指標を発表。

5月中国社会消費品小売総額(小売売上高)は前年同月比6.4%増と、伸び率は前月(5.1%増)から加速。政府の買い替え促進策により家電や通信機器が好調だったほか、労働節(メーデー)連休に旅行関連消費が活発だった様です。

一方、5月中国鉱工業生産は同5.8%増と、前月(6.8%増)を下回り、2ヶ月連続で鈍化。トランプ米政権との貿易戦争が生産の重しになった模様。

幅広い投資動向を示す2025年1-5月期中国都市部固定資産投資は前年同期比3.7%増と、1-4月期(前年同期比4.0%増)からやや鈍化。政府が景気の下支え役と位置づけるインフラ投資は前年同期比5.6%増と、1-4月期(同5.8%増)からやや鈍化、民間企業の投資も同0.0%増と、1-4月期(0.2%増)からやや鈍化しております。製造業の投資は前年同期比8.5%増(1-4月期は同8.8%増)。

不動産販売額は同10.7%減と、1-4月期(同10.3%減)からマイナス幅が拡大。不動産市場は冴えない状況が続いております。5月中国都市部失業率は5.0%と、前月(5.1%)から0.1ポイント改善しました。

 

 

 

 

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