中国PMI
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中国国家統計局が5月30日に発表した5月中国製造業PMI(購買担当者景況指数)は49.5と、前月比0.5ポイント上昇。上昇に転じたものの、景気の拡大・縮小を判断する節目の50は2ヶ月連続で下回りました。引き続き、トランプ米政権の対中関税引き上げにより、受注が不調でした。
項目別では、柱となる新規受注は前月比0.6ポイント上昇の49.8と、2ヶ月連続で節目の50を下回った一方、生産は同0.9ポイント上昇の50.7と、節目の50を上回っております。外需関連指数の新規輸出受注は47.5と、同2.8ポイント上昇したものの、節目の50を13ヶ月連続で下回っております。企業規模別では、大企業が50.7、中規模企業が47.5、小規模企業が49.3となっております。
なお、同時に発表されたサービス業の動向を示す非製造業ビジネス活動指数は50.3と、前月比0.1ポイント低下。2ヶ月連続で低下となったものの、節目の50は29ヶ月連続で上回っております。
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