投資部門別売買動向(週別:年初来からの累計)
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既に速報でお伝えしておりますが、JPXのデータによると、5月第5週(5月29日-6月2日)の海外投資家による日本の現物株と先物合計の売買は3447億円の買い越しでした。買い越しは9週連続。年初からの累計買い越し額は6兆6445億円となっております。
現物は5352億円の買い越しと、10週連続で買い越し。10週連続の買い越しは2013年10月第5週~12月第5週となります。なお、先物は1905億円の売り越しで、5週ぶりに売り越しております。
個人は1970億円の買い越しで、2週連続で買い越しております。日経平均株価が30000円台で推移する中、買い方の利益確定売りが続いていたものの、新規に買う動きも出始めている様です。ただ、年初からは累計2兆4404億円売り越し。
事業法人は1448億円の買い越しで、4週連続で買い越し。年初からの累計買い越し額は1兆4348億円。
年金基金の売買動向を反映するとされる信託銀行は7829億円の売り越しと、9週連続で売り越し。年金基金によるリバランス(資産配分の見直し)に伴う売りが続いております。年初からは累計3兆1745億円売り越し。
現物は7344億円の売り越しと、過去最大の売り越し額となりました。売り越しは10週連続。なお、今年に入って買い越した週は3月第4週(205億円)のみとなっております。また、先物は485億円の売り越しで、5週連続で売り越しております。
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