米消費者物価指数

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米労働省が6月11日に発表した5月米消費者物価指数(CPI)は、前年同月比2.4%上昇。伸び率は前月(2.3%上昇)を上回り、4ヶ月ぶりに加速しました。ただ、市場予想(2.5%上昇)は下回っております。変動の激しい食品とエネルギーを除いたコア指数は同2.8%上昇と、伸び率は3ヶ月連続で変わらずでした(市場予想は2.9%上昇)。サービス価格(エネルギー関連を除く)は同3.6%上昇(前月は3.6%上昇)。瞬間風速を示す前月比では全体は0.1%上昇(前月は0.2%上昇)、コア指数は0.1%上昇(前月は0.2%上昇)。

なお、トランプ米大統領は6月11日にSNSに、5月米消費者物価指数の結果を受けて、「FRBは1%利下げすべきだ」と投稿。トランプ氏は「素晴らしい数字だ」と強調。FRBが大幅な利下げに踏み切れば、債務の利払い負担が減るとし、「非常に重要だ」と訴えております。

◆5月米期待インフレ、前月から低下

NY連銀が6月9日に発表した5月米消費者調査によると、1年先の期待インフレ率は3.20%と、前月(3.63%)を下回り、7ヶ月ぶりに低下に転じました。3年先は3.00%と、前月(3.17%)からを下回り、同じく7ヶ月ぶりに低下しております。

 

 

NY連銀 米期待インフレ率

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