世界の金準備

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有力産金業界団体のワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)が、国際通貨基金(IMF)のデータを基に8月5日に発表したレポートによると、5月の公的機関の金準備は前月比38.65トン増加の36344.49トンと、4ヶ月連続で増加となりました。外貨準備に占める金の割合は21.82%で、前月(21.84%)から低下。低下は2ヶ月連続。

公表されている金保有国ベスト100で前月から増加させた国は14ヶ国、減少させた国は2ヶ国。最も増加した国はアゼルバイジャンで15.8トン増加、最も減少した国はシンガポールで5.6トン減少。

国別にみると、主要国では中国は同2.2トン増と、8ヶ月連続で増加。ロシアは5ヶ月連続で前月から変わらずでした。インドは同0.4トン増と、3ヶ月ぶりに増加に転じております。トルコは同2.3トン増と、6ヶ月連続で増加。カザフスタンは同7.4トン増と、4ヶ月連続で増加となっております。また、ウズベキスタンは同9.0トン増と、5ヶ月ぶりに増加に転じました。

欧州では、ポーランドは6ヶ月ぶりに増減がありませんでした。アゼルバイジャンで同15.8トン増加。チェコは同1.6トン増と、28ヶ月連続で増加。キルギスは同1.2トン増と、3ヶ月連続で増加。セルビアは同0.5トン増と、2ヶ月連続で増加となっております。

アジアでは、フィリピンは同0.9トン増と、2ヶ月連続で増加。モンゴルは同0.4トン増と、2ヶ月連続で増加。一方、シンガポールは同5.6トン減と、2ヶ月連続で減少。

中東では、カタールは同0.9トン増と、2ヶ月連続で増加。エジプトは同0.1トン増と、6ヶ月連続で増加。一方、UAEは同0.7トン減と、2ヶ月連続で減少。アフリカでは、ガーナが同0.8トン増と、4ヶ月連続で増加となりました。

 

中東諸国の金準備

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東南アジア諸国の金準備

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東欧諸国の金準備

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