世界の金準備

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有力産金業界団体のワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)が8月1日に発表したレポートによると、6月の公的機関の金準備は前月比61.31トン増加の35730.73トンでした。

公表されている金保有国ベスト100で前月から増加させた国は9ヶ国、減少させた国は3ヶ国。最も増加した国は中国(+21.2トン)、最も減少した国はカザフスタン(-3.2トン)。

国別にみると、中国は同21.2トン増加。8ヶ月連続で増加となっております。インドも0.9トン増加となり、2ヶ月連続で増加。フィリピンは同0.9トン増と、14ヶ月連続で増加。また、トルコは同11.4トン増、ウズベキスタンは同8.4トン増となり、共に4ヶ月ぶりに増加に転じております。フランスも0.1トン増加。

東欧では、チェコは同2.5トン増と4ヶ月連続で増加。ポーランドも同13.7トン増加と、3ヶ月連続で2桁増となりました。

中東勢では、カタールが同1.6トン増と、6ヶ月ぶりに増加に転じております。

一方で、金購入の常連国であるカザフスタンは同3.2トン減となり、5ヶ月連続で減少。他、シンガポール(-1.0トン)、モンゴル(-0.3トン)が減少となっております。

 

中東諸国の金準備

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東南アジア諸国の金準備

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東欧諸国の金準備

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