世界の金ETFの金保有残高(月別)

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産金業界団体ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)が7月8日に公表した「Gold-Backed ETF FLOWS」によると、6月末の世界の金ETF(上場投資信託)関連(234銘柄)の金保有残高は前月末比74.27トン減少の4047.00トンと、2ヶ月連続で減少。減少幅は3月以来の大きさとなっております。

なお、2ヶ月連続の減少は2023年6月から2024年4月(11ヶ月連続)以来となります。なお、運用資産残高は前月末比781.55億ドル減少の5262.60億ドルと、2ヶ月連続で減少。減少幅は3月以来の大きさとなっております。

FRBによる年内の利上げ観測が強まる中、米長期金利が上昇。金利の付かない資産である金を手放す動きが強まったようです。また、活況を呈する株式市場へ投機資金をシフトする動きも強まったとみられております。

 

世界の金ETFの金保有残高(月別、前月比)

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地域別で見てみると、全地域が減少。最も減少した地域は北米で、同42.36トン減少。2ヶ月連続で減少となり、減少幅は3月以来の大きさとなっております。欧州は同12.08トン減少。3ヶ月ぶりに減少に転じ、減少幅は2月以来の大きさ。

また、アジアは同17.53トン減少。2ヶ月連続で減少となり、減少幅は2018年3月(12.28トン減少)を上回り、過去最大となっております。その他地域は同2.30トン減少。2ヶ月連続で減少となり、減少幅は2023年6月以来の大きさとなっております。

国・地域別で見てみると、調査対象(22ヶ国、現在は20ヶ国・地域)のうち、2026年6月は3ヶ国が増加し、16ヶ国が減少。1ヶ国が変わらず。最も増加した国はインドで前月末比2.50トン増加。一方で、最も減少したのは米国で同40.27トン減少。

銘柄別で見てみると、調査対象の234銘柄のうち、2026年6月は69銘柄が前月末から増加し、118銘柄が減少、47銘柄は変わらず。最も増加したのは「WisdomTree Physical Swiss Gold(英国)」で前月末比4.23トン増加。一方で、最も減少したのは「SPDR Gold Shares(米国)」で同24.08トン減少。

 

世界の金ETF 地域別金保有量(月別)

2026年5月末

2026年6月末

前月末比

北米

2076.98㌧ 2034.62㌧

 42.36㌧減

欧州

1443.21㌧ 1431.12㌧

12.08㌧減

アジア

525.32㌧ 507.79㌧

17.53㌧減

その他地域

75.77㌧ 73.46㌧

2.30㌧減

世界合計

4121.27㌧ 4047.00㌧

74.27㌧減

※WGCの資料を基に豊トラスティ証券作成

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