米原油生産量(月別)
↓クリックすると拡大します↓
米エネルギー情報局(EIA)が公表した月報によると、6月米産油量は前月比日量20.7万バレル増の日量1284.4万バレルで、3ヶ月ぶりに増加に転じております。2020年2月(日量1284.4万バレル)以来の高水準となりました。
◆8月OPEC産油量、前月比日量22万バレル増
ロイター通信の調査によると、8月石油輸出国機構(OPEC)加盟国の産油量は前月比日量22万バレル増の日量2756万バレルになった模様。増加は2月以来となります。「OPECプラス」が減産を続ける一方で、減産が免除されているイランの産油量は日量310万バレルと、2018年以来の高水準に達しております。
◆市場の2023年原油価格見通し、4ヶ月ぶりに上方修正
ロイター通信が8月31日に公表したアナリスト調査によると、2023年原油価格見通しは、4ヶ月ぶりに上方修正されました。「OPECプラス」による減産で供給不足が続き、中国の景気低迷に伴う需要に対するリスクが打ち消されるとの見方が理由。
ブレント原油平均価格は82.45ドル(前月見通しは81.95ドル)、WTI原油平均価格は77.83ドル(前月見通しは77.20ドル)に、それぞれ前月見通しから引き上げられております。
※豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。銘柄の選択、売買価格など投資にかかる最終決定は弊社の重要事項説明書を十分にお読み頂き、投資家自身の判断でなさる様にお願い致します。本資料作成につきましては細心の注意を払っておりますが、その正確性については保証するものではなく、万一その内容に誤りがあった場合、その誤りに基づく障害については当社は一切の責任を負いかねます。