投資部門別売買動向(週別:年初来からの累計)
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日本取引所グループ(JPX)のデータによると、6月第4週(6月23日~6月27日)の海外投資家による日本の現物株と先物合計の売買は3812億円の買い越しと、11週連続で買い越しました。年初からの累計は1兆2030億円の売り越し。なお、現物は3398億円の買い越しと、13週連続で買い越し。13週連続の買い越しは、2012年11月〜2013年3月までの18週連続以来の長さで、約12年ぶりとなります。日本企業の構造改革や日本株の相対的な割安感から、投機マネーの流入が続いているようです。なお、先物は414億円の買い越しと、5週連続で買い越しました。
個人は6996億円の売り越しと、3週連続で売り越し。売り越し幅は1月第3週(7708億円の売り越し)以来の大きさとなっております。年初からの累計は6494億円の売り越しと、今年初めて売り越しに転じました。
なお、現物は5917億円の売り越しと、3週連続で売り越し。売り越し幅は昨年12月第4週(8790億円の売り越し)以来の大きさとなっております。先物は1079億円の売り越しと、2週連続で売り越し。
事業法人は460億円の買い越しと、13週連続で買い越しております。ただ、日本取引所自主規制法人が掲げる「自己株式等の取得に関するガイドライン」で四半期決算期を含む決算期末の5営業日での自社株買いは、相場操縦が疑われかねない事案で調査対象となるため、買い越し幅は前週と比べて、大幅に減少しております。年初からの累計は5兆4816億円の買い越し。
年金基金の売買動向を反映するとされる信託銀行は328億円の買い越しと、10週ぶりに買い越しに転じました。年初からの累計は2兆8547億円の売り越し。なお、現物は473億円の売り越しと、10週連続で売り越した一方、先物は801億円の買い越しと、10週ぶりに買い越しに転じております。
投資部門別売買動向(海外投資家)
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投資部門別売買動向(個人)
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投資部門別売買動向(事業法人)
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投資部門別売買動向(信託銀行)
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