ISM米製造業景況感指数

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米サプライマネジメント協会(ISM)が7月1日に発表した6月米製造業景況感指数は49.0と、昨年11月(48.4)以来6ヶ月ぶり低水準となった前月(48.5)から0.5ポイント上昇。5ヶ月ぶりに上昇に転じたものの、景況拡大と縮小の分岐点である50は4ヶ月連続で下回りました(市場予想は48.8)。新規受注や雇用に関する指数が前月から悪化。回答者からは引き続き、トランプ米政権の関税政策に対する懸念の声が多かったようです。

構成別指数では、生産が同4.9ポイント上昇の50.3、在庫が2.5ポイント上昇の49.2となった一方、新規受注は46.4と、同1.2ポイント低下、雇用状況も45.0と、同1.8ポイント低下しております。

一方、7月3日に発表された6月米非製造業(サービス業)景況感指数は50.8と、前月(49.9)から0.9ポイント上昇。2ヶ月ぶりに景況拡大と縮小の分岐点である50を上回りました(市場予想は50.5)。トランプ関税による景気悪化懸念は一時期より和らいで来ているものの、依然として景気の先行き不透明感が企業心理を重くしているようです。

 

 

 

 

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