世界の投資家信頼感指数

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独調査会社センティックスが公表した7月投資家信頼感指数はマイナス14.48と、2020年6月(マイナス17.89)以来約2年ぶり低水準となりました。

FRBの急速な金融引き締めにより、米国がリセッション(景気後退)に陥る可能性が意識され始めている上に、欧州でエネルギー供給懸念が再び強まる中、投資家心理を冷やした様です。調査は1240の投資家を対象に6月30日~7月2日に実施されました。

 

米10年債と2年債の金利差

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なお、昨晩のNY市場で、米2年債利回りが10年債を上回り、景気後退の予兆とされる「長短金利の逆転(逆イールド)」が発生しました。

5月米個人消費支出(PCE)は前月比0.2%増となったものの、増加率は前月(0.6%増)から鈍化。市場予想(0.4%増)も下回りました。米経済を支える個人消費の減速が鮮明となる中、アトランタ連銀が公表している「GDPナウ」によると、7月1日時点の4-6月期米GDP(国内総生産)はマイナス2.1%と予測されております。1-3月期に続き、2四半期連続のマイナス成長となる様だと、テクニカル・リセッション(景気後退)とみなされます。

 

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