世界の金準備

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有力産金業界団体のワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)が、国際通貨基金(IMF)のデータを基に9月5日に発表したレポートによると、7月の公的機関の金準備は前月比66.19トン減少の35664.54トンと、減少に転じております。公表されている金保有国ベスト100で、最も増加した国は中国(+23.0トン)、最も減少した国はウズベキスタン(-11.2トン)でした。

国別にみると、中国は同23.0トン増加。9ヶ月連続で増加となっております。昨年11月に購入を再開してからの購入量は188.1トン。

インドも0.3トン増加となり、3ヶ月連続で増加。トルコは同16.8トン増と、2ヶ月連続で増加。フィリピンは同0.8トン増と、15ヶ月連続で増加。

東欧では、チェコは同1.9トン増と5ヶ月連続で増加。ポーランドも同22.4トン増加と、4ヶ月連続で2桁増となっております。今年に入り、合計70.8トン増加。

中東勢では、カタールが同3.1トン増と、2ヶ月連続で増加。エジプトも同0.1トン増加。他、シンガポール(+2.0トン)、ベラルーシ(+0.2トン)、キルギス(+0.5トン)、モンゴル(+0.3トン)が増加しております。

一方で、金購入の常連国であるカザフスタンは同3.9トン減となり、6ヶ月連続で減少。ウズベキスタンも同11.2トン減少となっております。他、メキシコ(-0.1トン)、UAE(-0.5トン)、カンボジア(-0.1トン)が減少。

 

中東諸国の金準備

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東南アジア諸国の金準備

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東欧諸国の金準備

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