国別 米国債保有額

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米財務省が9月18日に発表した米国際資本収支統計(季節調整前)によると、7月の海外投資家の米国債保有額は8兆3385億ドルと、前月比1279億ドル増加。3ヶ月連続で増加となり、過去最高を更新しております。

国別で見てみると、米国債の3大保有国で、残高首位の日本は1兆1157億ドルと、前月比20億ドル減少。4ヶ月連続で減少となり、昨年10月(1兆0982億円)以来の低水準となっております。日本当局は7月にドル売り円買い介入を行い、資金の一部は米国債売却で賄ったと見られております。

2位の中国は同37億ドル減の7765億ドルと、減少に転じました。米中対立が再燃する中、中国は外貨準備で抱えるドル建て資産を減らす動きが続いている様です。

一方、3位の英国は同132億ドル減の7283億ドル、インドは同31億ドル減の2388億ドルと、共に3ヶ月ぶりに減少に転じております。

 

 

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