スイスの金輸出量

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スイス連邦統計局によると、7月スイス金輸出量(速報値)は前年同月(94.35トン)比98.3%増加の186.16トンで、2016年12月(288.61トン)以来の高水準となりました。

7月のドル建て金平均価格は1755.1ドルで、前月から大幅に下落。一時1700ドルを割り込む場面も見られるなど、直近高値から見た割安感から新興国を中心に需要が喚起された様です。2022年1-7月期累計では前年同期比10.6%増の829.39トン。

国別では、中国への輸出は80.15トンで、前月(32.51トン)から急増。2016年12月(158.00トン)以来の高水準となりました。

インドは15.84トンで、前月(7.67トン)から増加したものの、前年同月(36.50トン)からは半減。輸入関税の引き上げの影響が出た模様。

トルコは20.13トン(前月は10.14トン)、タイは17.55トン(前月は4.19トン)となり、共に今年最高となりました。

金輸入量(速報値)は、前年同月比2.6%増加の155.87トンで、5ヶ月ぶりにプラスとなりました。2022年1-7月期累計では前年同期比3.4%減の1206.19トン。

5月にロシアから3.09トンの輸入が確認されたことが話題となりましたが、7月は0.26トンにとどまっております。

 

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